Air bnbとは
Air bnb とは簡単に言えばホテルではなく一般の人の家にお金払って泊めてもらうサービスです。
ホテルよりも安く(ドミトリーよりは高いかも)、なおかつホストの方と仲良くなれたり、旅行先の生活を体験できたりするという面から人気のあるサービスです。
もちろん「知らない人」の家に泊めてもらうのは心配ですが、過去に宿泊した人のレビューや評価のシステムもしっかりしるので、慎重に選べばあまり問題はないようです。
ギリシャでAir bnbを使ってみました。
2016年の夏にギリシャに行った際、初めてAir bnbを使ってみることにしました。
周りの友達も「よかった」とみんな言っていたので試してみたくなったのです。
欧米では特にこのサービスは普及していて、多くのホストから選ぶことができます。
ロケーション、価格、ホスト、ベッド数などで検索し、好みの宿を選びます。
僕はこのとき、自分の希望に合ったギリシャ人男性の宿を予約しました。
プロフィール写真を見る限り優しそうで、年齢は20代後半くらいでしょうか。
緊張の対面
事前にメッセージのやり取りをし、待ち合わせの時間と場所を決めておきます。
今回は僕が着くバスターミナルまで迎えに来てくれることになりました。
見知らぬ地で見知らぬ人とちゃんと会えるのだろうか…という不安もありましたが、約束の時間にその男性は現れました。プロフィール写真と変わらない優しそうな表情と話し方で安心しました。
簡単に挨拶をし、彼の後を付いていきます。
宿(男性の家)に到着
10分ほど歩くと、家に到着しました。
Air bnbの宿泊パターンにはいくつかあって、
・ホストがいない間にホストの部屋に泊まる or
・ホストの住んでいる家の空き部屋に泊まる
この2つのパターンが多いようです。
今回は後者のパターンでした。
つまり、2LDKの家にホスト(ギリシャ人男性)が一人で住んでいて、もう一つの部屋にゲスト(僕)を泊めるのです。
家を見渡すと、いろんな部分に大理石が使われていました。
さすがギリシャ!テンションが上がってきます。
しかし知らない男性と2人で同じ家に泊まるというのは少しドキドキしますね。
まぁでも良さそうな人だし大丈夫だろう、そう思っていました。
この言葉を聞くまでは…
衝撃の一言に身が固まる
荷物を置いて一息つくと、「少し話をしよう」と男性が言ってきました。
部屋の説明とかあるのかなと思ってOKと返事をし、ベランダのテラスに移動しました。
ヨーロッパはいいですね、みんなテラス大好きです。しかも夏のギリシャは夜は涼しいうえに日が長いので最高です。
一通り部屋の説明を聞いた後は、お互いの話をしました。
国のこと、家族のこと、仕事のこと、今の生活のことなど、いたって普通の会話です。
…ここまでは。
会話が途切れて一瞬の沈黙がありました。
もうそろそろ部屋に戻ろうかと言いかけたその瞬間、彼の口から衝撃の一言が放たれました。
男性「ひとつ聞いてもいいかな?」
僕「何?」
男性「君はゲイか??」
・・・・・・
・・・・・・
僕「えっ?」
・・・・・・
…ゲイってあの男が男を好きなやつ?!?!
この人は何を言っているんだ…
男性「君はゲイなのかい??僕はゲイなんだ」
・・・・・・
・・・・・・
えーーーーーーーーーーーーっ(;゚Д゚)!!!
頭の中は大混乱状態でしたが、即座に否定します。
僕「…い、いや、僕はゲイじゃないよ」
男性「そうなのか、残念…。君がゲイだったら楽しめそうだったのに…もにょもにょ」
心臓が飛び出しそうでしたが、なんとか声を振り絞ります。
僕「ご、ごめんね。じゃあ部屋に戻るよ」
そう言って逃げるように部屋へ戻りました。
男性が求めたものは…
部屋に戻っても心臓がバクバクしています。
なにしろ突然のゲイ告白。
異国の地で見知らぬ外国人から。
ゲイ自体は今の時代、ヨーロッパの街を歩いているとどこでも見かけますが、今から同じ屋根の下で夜を明かそうという相手がゲイというのは特別です。
しばらく放心状態が続いた後、Air bnbのプロフィールをもう一度見てみます。
すると、そこにはこう書いてありました。
「Hello. I’m..~(中略)~ …please only men and gay friendly persons! Nudism is welcome!」
なんかよくわからないけど、とりあえずゲイとヌーディズム最高!ってことは読み取れます。
完全にやってしまったパターンですね。
彼はゲストにゲイとヌーディズムを求めていたのです。
なので僕がゲイじゃないと知ってガッカリしていたのです。
衝撃パート2
プロフィールの隅まで目を通してなかった自分への怒りを抑えて冷静になるように努めました。
しかし、部屋のクローゼットを開けた瞬間その冷静さはまた吹っ飛んでしまいました。
なんとそこには…
こんなポスターや
こんなポスターまで。
全身に鳥肌が立ちました。
とてもモザイク加工無しでは載せられません。
彼は本物でした。もはや疑う余地もありません。
心臓が飛び出そうだという表現は今まさに使うべきだと思いました。
ドクンドクンという音が耳元で和太鼓のように鳴っています。
念のため…
と、ここまで書いてきましたが、僕はゲイではないですし、男性経験もありません。※
大事なところなので改めて宣言しておきます。
なんとかこの状況から貞操を守らなければ、日本に帰ってみんなに顔向けできません。
果たしてどうなる?!結末は次の記事で…
もったいつけるのは嫌なのですが、長くなりすぎてしまったので一度切ります。
僕が貞操を守り抜くことができたのか、はたまた見知らぬギリシャ人に捧げたのか…
気になる方は、次の記事をお読みください!
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※念のためですが、僕はゲイの人たちを否定する考えは一切持っていません。
あくまで、僕自身がゲイではないということを強調したいだけなので、もし不快な思いをした方がいましたら誤解なさらぬようお願いします。
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