エジプトと言えばピラミッド。ピラミッドと言えばエジプト。
古代エジプト最古にして最大の遺跡がこのピラミッド、特にカイロ郊外のギザにあるクフ王のものが最大です。
造られたのはエジプト古王国時代、なんと紀元前約3000年頃のことなのです。(つまり今から5000年前!!)
クフ王のピラミッドの前には巨大なスフィンクス像もあり、人気の観光スポットになっています。
外から見るだけでもその迫力に圧倒されるピラミッドですが、内部に入れることを知っていますか?
別途入場料を払えば入れるということで、その神秘の世界へ行ってきました。
そのレポートと、ピラミッドの絶景パノラマ写真を紹介します。
まずは外観から
これが最大のピラミッド、クフ王のものです。
ラクダがとても似合いますね。
ピラミッドは砂漠の真ん中に建てられているので、今でもラクダが移動の手段になっています。(ほとんどは観光客用ですが。)
こんないかにも怪しそうなエジプト人が客引きをしているので騙されないように気を付けてくださいね。乗る際は値段を事前交渉の上、自己責任で。
スフィンクス
次はスフィンクスです。
ピラミッドから100mほど離れたところに鎮座しています。
なんとも愛嬌のある表情ですね。
元々は鼻や髭もあってもっとたくましい姿だったようです。
パノラマ
ギザには3つのピラミッドがあります。
左からクフ王、カフラー王、メンカウラー王と並んでいます。
ピラミッドから少し離れたところに3つ並ぶ姿を写真に収めることができるパノラマスポットがあるので是非行ってみてください。(ほとんどの人が馬車やラクダ、車で来ていましたが、僕は歩いて行きました。)
憩いの場
ちなみに、ピラミッドの麓(?)は現地人の憩いの場になっていて、椅子を置いて談笑したり、マットを敷いてピクニックをしたり、子供たちがサッカーをしたりしています。
いざピラミッド内部へ
一通り外観を楽しんだあとは、メイン企画のピラミッド内部へGO!です。
下から8段目あたりに小さい穴が開いていて、そこから内部へ入ることができます。元々は盗掘用に掘られた穴らしいです。
残念ながら内部は撮影禁止なので、ここからは文章のみで紹介します。
入り口で係員にカメラを預けて中へ入ります。
入ったところは十分な広さがありますが、少し進むと急に通路が狭くなります。ちょうど子供の背丈くらいなので、大人はかがんで進みます。
途中からは上り坂になります。床には木の板がはしごのように敷いてあるので滑ることはありませんが、この坂がけっこう長くてしんどいです。
他の観光客もいっぱいいるので、少しずつしか進めません。
内部は空気がやや薄く、暑いです。風が通らずに熱がこもるのでしょう。
僕が行ったのは冬だったので、少し暑くても問題なかったのですが、これが夏だったら…と考えると恐ろしいです。飲み物は必須です。
10分くらいでしょうか、ひたすら上っていくと、突然部屋が現れます。
これが観光客が入れる最終地点、「王の間」です。とは言っても石の棺が置いてあるだけで、それ以外は何もありません。説明書きも何もなく、正直感動は薄いかもしれません。
周りを見渡すと汗だくの観光客も…お年寄りや女性には厳しいのでしょうか。
個人的にはもう少しいろんな部屋に入れるのかなーという期待をしていたので、「え、これで終わり?」と思ってしまいました。まぁそれも実際に中に入らないとわからないことなので、よしとします。
それに、あれだけ高く石を積み上げたピラミッドの内部にこんな空間があること自体が不思議でした。しかも5000年前に、崩れないように。
古代文明の技術の高さにただ驚くばかりです。
最古にして最大のパワースポット
と、最後は説明ばかりになってしまいましたが、やはりピラミッドからは不思議なパワーを感じました。いわゆるパワースポットというやつでしょうか。
僕はカイロに3日間しか滞在していませんが、2回も行きました。それだけ魅力的な、人を惹きつける場所だと思います。
古代エジプト最古にして最大のパワースポット、ピラミッドへみなさんも一生に一度は足を運んでみてはいかがでしょうか。
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